明治5年の創業以来、福原信三によって資生堂意匠部が設立され、山名文夫によってその優雅なイメージが作り上げられてきました。
また、多くの外部協力者の力を借りながら、常に先進的で高貴な広告イメージを保ち続けてきたのが資生堂の宣伝の歴史です。
販促用のマッチからテレビCM、大正時代に創刊されたPR誌『花椿』に至るまで、資生堂の多彩な広告活動を3冊の本にまとめて紹介しています。
さらに、鶴見俊輔さんや外山滋比古さんによる寄稿文など、読み応えのある内容も充実しています。

保護用のビニールやパラフィン紙には傷みがあり、本紙は年月から来るヤケが若干ありますが、本体にはとくに傷はなく、全体的にとても綺麗な状態で通読には問題ないと思われますが状態は写真でご判断お願いします。

[編者] 資生堂宣伝史編集室
[出版社] 資生堂
[発行年] 1979年