会津の赤べこ 郷土玩具 縁起物 お守り 民俗 伝統工芸 レトロ ビンテージ
父の書斎に飾ってありました。
随分前に作られたものだろうと思います。
昔の職人は材料一つとっても一切妥協は許さず、丁寧にかつ大胆に、史実や伝統に裏打ちされた技術は唯一無二です。
大変大きい部類（ 6号）に入る赤べこです。
現在では注文生産のサイズとなっているようです。
製作は会津若松市城北町の『鈴義民芸』です。
紙箱に入れられていた説明文には
『みちのくの名産　郷土玩具
はりこ 赤べこの由来
御買上げいただきました赤べこは、伝説によれば大同二年（およそ千二百年前）に会津柳津に虚空蔵堂を建立される時に、建立資材の運搬に黙々として働いた、たくましい赤牛が居り、これが寺院完成の夜忽然として石に化し、寺院前で永く御仏のお供願ったという伝説にもとづいて郷土産業振興のために作られた玩具であります。
又当地方にて其の後悪性の厄病が流行した時に、此の赤べこを持って居・小児は不思議と厄病から逃れたので、それ皆人々は虚空蔵尊の徳をたたえられたと言って昔から伝えられています。其の後病除け安産・新増築・開店等開運の守り本尊として縁起のよい誠に素朴な愛らしい郷土玩具にて土産品として、天皇陛下にも献上されたが首をふるこの愛らしさを、皇后陛下ともどもことのほか賞でられたと言う会津張子の代表的民芸品であります。
民芸品製造卸
鈴義民芸
福島県会津若松市城北町四ノ一三
電話二二—一一五九番』
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サイズ（おおまか）
　赤べこ
　34.0cm16.0cm12.5cm
　紙箱
　35.3cm18.0cm14.0cm