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●旧満州（現遼寧省）産の貴重で美しい「橋頭石」の同石蓋付型古硯になります（特大11吋超）。　橋頭石硯は、「遼硯」または「北方名石硯」ともいわれ中国でも美しく優れた硯石のひとつとされています。
●橋頭石の中でも、小豆色の中に潤緑色があらわれた美しい“翠雲石”が用いられた見事な大硯です。90年位前の時代硯。

【硯の特徴・サイズなど】
★橋頭石・蓋付型の特大古硯　　＜旧満州（現遼寧省）産＞
　（雲龍彫琢　小豆色をベースに潤緑色が混じる「翠雲石」 11吋超　90年位前の時代硯）
　硯部分のみ　⇒ 約28.6×23.2×2.8㎝（11吋超　約3830g）
　フタ部分含め⇒ 約28.6×23.2×4.3㎝（約4072g）

●橋頭石は産地が比較的近い松花石（吉林省）や渭原石（朝鮮最北部）にも似る美しく良質な硯石で、実際に松花石硯や渭原硯と間違われて売られていることもあります。
　石質は渭原石と同様に松花石より少し柔らかく墨おりはよいです。濃墨・中濃・淡墨いずれでもよい墨色を引き出しやすい石質です。　日本での流通も少なく、この大きさの橋頭石硯は貴重です。
●90年以上前の時代硯で経年に因るスレ・キズ・小欠け・墨残りなどもありますが、硯本体の鋒鋩も強く細かく整っていて磨墨溌墨はかなり良いと思います。
●カメラ機能や照明の関係で、掲載画像と現物の印象の間にどうしてもいくらか差が出るかもしれませんが、予めご容赦下さいませ。