■希少柄 豪華総絞り 訪問着
京鹿の子絞り［裏打ち加工］


【裏打ち】
絞りの凹凸の伸びや縮みを防ぐため、生地の裏側に羽根二重の極薄の絹を対角線を描くように斜めに縫い留める、絞り特有の下処理です。


◇手間と時間のかかる職人技ですので、現在では出来る人がどんどん減っている希少な技術です。


■参考サイズ
身長：152cm～162cm前後
　裄：M
身幅：標準


【京鹿の子絞り】疋田絞り
鹿の背中のまだらの似ているところから、「鹿の子絞り」と呼ばれ「疋田鹿の子絞り」とも呼ばれています。
京都の絞りならではの最高の技術と熟練の技が発揮される絞り染めの技法です。


◇江戸時代には、手間暇かかり豪華すぎる為、幕府より禁止令が出されました。

あの『大奥』でも奢侈禁止令で使用を禁じられることもあった、大変贅沢なお品でした。


■ふっくらとした美しい凹凸の「京鹿の子絞り」を全体に施し、「片身替わり」のような大胆な「染め分け」を配し、きめ細かな「人目絞り」と「鹿の子絞り」大きめな白の「小帽子絞り」を駆使し花々を散りばめた、丹精込めて一粒一粒気の遠くなるような手仕事による大変素晴らしい見事な作品です。



◇白と黒のコントラストが映え、出回るこのとの少ない華麗な柄行が目を惹く、豪華総絞りの大変希少な高級訪問着です。



・八掛は、黒のぼかしですのでコーディネートもし易いです。


◎正座をしたり立ったりして負担のかかる下半身には『裏打ち加工』が施されております。



■採寸表
身丈(肩から)：159.0㎝　
裄：65.5cm　
袖丈：51.5cm
前幅：23.5cm
後幅：30.0cm


■素材：正絹（シルク）


■状態：シミや汚れ等の目立った難は無く、比較的綺麗なお品です。


◇使用感も少なくまだまだお召しになれます。



◎発送は、”新品のたとう紙”に入れ、更に水濡れ防止の為ビニールで包み、折りたたんだ上に梱包しております。








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