「Advanced Photo System, APS）とは、富士フイルム、イーストマンコダック、キヤノン、ミノルタ、ニコンによって共同で開発された「世界標準規格の新しい写真システム」。1996年4月に販売が開始された。2012年に事実上終焉を迎えた規格である。」 (Wikipediaより)

当時「新世代カメラ」と称し多くのカメラ屋さんでは無理やり必死に売らされていたように思ったものでした。「どうせすぐ終わるのだろうな」と思っていたのは私だけではない多くのカメラファンでした。（126フィルム、ディスクフィルム、ラピッドフィルム等々のように）予想通りわずか12年程で終了したのでした。

(後記)「カメラは2002年時点で既にコダック、ニコン、コニカミノルタ等がAPSカメラの製造・販売から撤退しており、その後も他のメーカーの撤退が相次いだ。」とも書かれていました。「12年程で終了・・」どころかたったの6年程というわけですね。

レンズ交換のできる高級一眼レフはニコン、キヤノン、ミノルタ等でしたが、中でも35ミリ規格の従来のマウントを採用したのはキヤノン（EOS）だけだったと思います。

で、でして、出てきました私のEOSと期限切れフィルム７本。
（期限切れも甚だしいと思ったけど、本当に最後頃のフジフィルムですね。2013年が6本、2010年が1本です）ボディはほぼ無傷、レンズは他で使ったりしてた 22-55ｍｍ（ホントのAPSレンズ、でもフルサイズをカバーするのね）残念なことに雲っちゃってます。（これを近頃ではエモレンズとでも言うのでしょうか？）

EOSマウントなので、アダプターで多くの一眼レフ用等のレンズが使用できます。様々な名レンズ、ヘナチョコレンズが付きます。
フィルムは 25枚 x3 x2 +1= 150枚。

どなたか150枚分のフィルムと共に、地球の裏側へでも、角のタバコ屋へでもの旅へ連れて行って頂けないでしょうか？

その後は切ない旅路を思い出しながら、空フィルムのカメラでの「素振り」用として楽しむのも、棚に飾って愛でるのも良しとして・・・

写真5−6のレンズ(キヤノン70-200mm、ソ連製21mm) 及び電源用の電池は付属しません。CR123A x 2本をご用意下さいますよう。