キャンディにありがちな塗り絵、シール、記名、悪戯書、切り抜き、カバー本体テープ貼り付け等の不良品は予め弾き、なるべくダメージの少ない巻を、希少な赤文字版で統一してあります。
当セットは本体焼けも僅かで、カバーの光沢は全巻凄まじく、誤解を恐れずに申せば、書店に陳列しても違和感無いレベルの逸品です。ほとんど読み込まれた形跡がない事から、とても几帳面な方のワンオーナー品であると推察されます。
黒文字版や新装丁ピンク版に比し圧倒的に発行部数の少ない赤文字統一の極美品は、市場でも年に数セットしか出現しない幻の品で、キャンディ×2大好きな方に是非お勧めしたい逸品。
◆コロナ辺りから在宅時間が増えたせいか、漫画全体の需要が増え、中でも将来的に再販が見込めない（原作者と漫画家の確執）不朽の名作キャンディ×2の高騰が著しく、パイの奪い合いになっています。
市場に流通する部数に限りがある事から、これまで100セット超を検品し捌いてきた私の肌感覚では、来年の今頃は旧装丁赤文字版全巻セットの平均値が、30000〜35000円の水準に達していると思われ、それ以上値が上がる事はあっても、下がる事は無いというのが私の見立てです。
昨年辺りから争奪戦が凄まじく、出品するとすぐに売れてしまう状況が続いており、そのサイクルスピードは確実に増していて、手元に在庫が無いという異常事態に陥っており、嬉しい悲鳴ではありますが、キャンディ狂騒曲に恐怖すら感じます。
二度と再販されない絶対数に限りあるキャンディの価格が下がる事は考え難く、買い時はいつ？と聞かれれば、今としか応えられません。ヴィンテージコミックの宿命です。
◆他に黒文字統一オール初版セット、新装丁ピンク統一セットも同時出品中