今現実的に手に入るラリマーの中ではほぼ最高グレードの個体を出品します。ラスト1玉です。
何故こういう言い方をするかというと、ラリマーは見つかってから年月が経ち、年々質が悪くなりなる事がほぼ確定している石だからです。
ブルーペクトライトそのものはスイス等他の地域でも産出そのものは認められますが、美しい模様を発現した個体はほぼドミニカの専売特許と思っていただいて良いでしょう。一箇所でしか採れない石が枯渇してきている。
そしてこの石は柔らかい石です。他の石よりも摩耗が激しく、含浸技術が昏かった時代のラリマーは表面がすぐにかさついていきました。
つまり一昔前に採れた高品質な個体は、加工技術が十分でなく現代に綺麗な状態で残りにくい。反対に含浸技術が確立した現代のラリマーは持ちは良いですが既に過去の2番目、3番目のグレードにダウンしているという事です。
その為今ラリマーはお金をどれだけ叩いてもこれ以上のグレードを手に入れられなくなっています。かつては100万近く出せばとんでもないグレードが見つかりましたがもうそれもできなくなりました。
本当に美しいラリマーは、まだルースの方が手に入りやすいです。ラリマーはとうもろこしのように外縁にだけ色の濃い部分が集約した石なので、丸玉のように立体的なくり貫き方をすると芯の部分も巻き込んでしまい、全面青という事ができません。そもそも平面に向いた石なので是非そちらもご検討くださいませ。
それゆえ今新しく加工されたラリマーで、かつビーズの形状ではこのグレードがほぼ最高グレードとなってくるという訳です。
そうした現実を知った上で、新しく加工された持ちの良いラリマーで、かつ妥協なきグレードを今の内にしっかりと手に入れたい方は是非ご検討くださいませ。今後このグレードもご案内はできなくなっていくでしょう。
ビーズにした時に一部のみに模様が表出している時が多いですが、2～3割あれば良い方というのが多い中で、5〜7割ほど模様が入っています。
ブレスレットだと50万近くでご案内できるグレードです。是非ご検討あれ。
(粒数)1
(粒の大きさ)17mm
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