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貴船神社宮司 村岡良臣 筆

　身にはよし 佩かずなりとも 剣太刀
　　研ぎな忘れそ 大和心を

　（身に盤よし 者可寸な利登毛 都る支太刀
　　ときなわ寸連所 や万と古ゝ路越）
　　(裏面)
　　明治天皇御製
　　貴船神社宮司村岡良臣謹書
　　(印)貴布禰社 宮司之印

　縦21.0cm 横18.1cm
　砂子料紙 小色紙
　(変体仮名など、違っておりましたらすみません)

　経年による、シミ、傷み、虫喰いなどがございますので、写真をご確認ください。

村岡良臣(1887?−1962)は、明治期の法制官僚・学者で学士院恩賜賞を受賞した村岡良弼（号・櫟斎）の三男。國學院を出て宮内省掌典職を務め、阿部野神社宮司を経て、1942年より1962年まで貴船神社の宮司を務められました。(各HPなどを参照させていただきました)

京都北郊に坐す貴船神社は、賀茂川の水源を守る水の神様。今では、(縁結び、恋愛の)パワースポットとして有名になり、旅館街の川床料理とともに、若いカップルや、インバウンドの方々などで、大変な賑わいをみせています。村岡良臣師が宮司を務められたのは、戦中戦後に渡る大変困難な時期です。今の、貴船の町の様子を見られたら、どのように感じられることでしょう。

明治天皇の有名な御製（和歌）を、村岡良臣師が、書き写された小色紙です。寄進か何かのお返しにいただいたらしく、元より実家にあったものです。当方、筆跡の鑑定能力等を備えておりませんので、写真をよくご覧いただき、ご自身の判断でご購入ください。60年以上前の一点ものの筆跡ですので、ご返品などはご容赦くださいませ。

ご検討よろしくお願いいたします。

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