フランスの建築家でありデザイナーでもあった Jean Boris Lacroix（ジャン・ボリス・ラクロワ） のデザインしたデスクランプ。同時期に活躍したSerge Mouille のような佇まいもありますがブラックシェードの無骨さと台座からシェードにかけての真鍮の鋭角のラインがセクシィな絶妙なラクロワらしいデザインだと思います。

Jean Boris Lacroix は1924年にファッションハウスのアートディレクターとしてキャリアをスタートしました。この間、ガラスと金属を組み合わせた家具や照明器具のデザインも手掛けました。UAM（近代芸術家連合）会員として、戦後のインダストリアル・デザインの形成に貢献しました。
時代の社会的・技術的変化を積極的に取り入れたラクロワの美的アイデンティティは、1950年代に進化を遂げました。（この頃にデザインされたDog Lampは有名です）彼は、すっきりとした幾何学的なラインを特徴とするモダニズムデザインの先駆者として新たな活動を開始しました。
その後も、形状や素材を探求し続けました。実際、彼は照明器具の製造に鮮やかな色のアクリル樹脂を用いた最初のデザイナーの一人と言われています。

Design / Jean Boris Lacroix
Product / -
Made / France
Year / 1950-60s
Condition / 小傷等はありますが良いヴィンテージ状態です。電球はバヨネットランプ仕様です。
（⚫︎古い照明ですので電球はLEDを推奨しています）

H 490mm / W 235mm / D 430mm / コード1820mm

●こちらで販売しているものは、新品ではなくほとんどが製造後数十年経過したものです。写真等では伝えきれない細かい傷や僅かな汚れ等はあるものと考えてください。状態について更に詳しく知りたい場合は遠慮なくご連絡下さいませ。